よく似たトラック
最初に小噺をしておこう。スエズ運河の座礁の話があったが、非常に似たようなことが中共でも起こっているわけである。
それは巨大船と同姓同名のトラックが同角度で南京-シンセンの高速道路を塞いでいて、同じく渋滞を起こしている。まさにこれはスエズ運河の高速道路版の封鎖である。しかも時期がスエズ運河の封鎖が起きてからすぐなのである。
これはあまりにもできすぎた偶然であるため、Weiboで非常にネットユーザーを騒がせたわけである。これを知った人々がとる行動はすぐわかる。関係性があるのか?掘ってつなげて暴きますである。
ただこの記事によると全く関係が無いと言っている。最初この記事を見たときに過去の画像を無理やり引っ張ってきて合わせているのか?と感じるが、その改竄の証拠は無い。動画の日付は2021/3/27になっている。この日付が加工されてる可能性は無きにしもあらずだが、今のところ改竄の証拠はない。
このあまりにも出来過ぎている偶然に大して、ネットユーザーは台湾の一つの中共に対する反対のメッセージであると言ってる人もいるが、今のところ巨大船とトラックは何の関係も無いという見方が自然だろう。
あとは付随してヒラリーのコードネームは同姓同名ていう話がある。ちなみにオバマはレネゲードである。ちなみにこのコードネームは自らつけるのである。
だがコードネームは同姓同名であるが、リンクはしなさそうだ。なぜなら自ら関連を匂わせるような行為は普通はしないだろう。もしリンクがあるならば、全く異なる異性異名にするはずだ。尚且つ会社の間に別のペーパーカンパニーをバレないように挟むだろう。これは帝王がよくやるパターンである。
普通ならね! あの人は普通じゃ無いが笑 もし仮に仮にであるが、リンクがあって同姓同名にしてるなら、なかなか狂っている。愉快犯極まりないわけだ。これも偶然にしてはできすぎてるわけだが。
あとジェンサキである。ジェンサキも同姓同名のエバーグリーンコンサルティングの創設者なのである。これも人々に波乱をまきおこした。これは反論記事があって紹介しておくが、LinkedInで検索すると同姓同名の会社は56社が見つかり、サキの会社と台湾の会社は繋がりが無いと主張している。この繋がりが無いという主張は、主張だけで根拠に非常に乏しい(雑に陰謀論て決め付けるのと同じ行為である)ので、関係を掘らないと真偽は不明であるが、これも偶然にしては出来すぎてるわけだ。
彼女たちは環境政策をゴリ押ししているのでその凡庸的な名前をつけるのも理解はできるし、もしリンクしてるなら別会社を間に挟み、似たような名前をつける愉快犯では無いのは理解できるが、
これだけ重なると非常に奇妙である。偶然とは思えなくなってくるのは自然である。世の中にはこんな不思議なこともあるもんなんですねえ。
少なくとも私はサキをグリーンさんてこれから呼ぼうかなと決意した! せっかくなのでグリーンは嘘をついているの記事動画を是非とも皆様見ていただけますと。
パナマ運河とスエズ運河、マラッカ海峡との関係
二章ではパナマ運河とスエズ運河とマラッカ海峡の関係を整理しておこう。これらは全てシーレーン(重要な海上航路)である。ホルムズ海峡やジブラルタル海峡も含まれるが。あとはロンボク海峡などだ。
そしてアジアから北アメリカ、ヨーロッパへのコンテナ船はパナマ運河を通るか、スエズ運河を通るかの二択が迫られるわけだ。この答えはスエズ運河である。
それはパナマ運河は通行料が高く、スエズ運河の方が通行料が相対的に安いからである。尚且つパナマ運河は太平洋をぶった切るルートになるため、船は海の上のままである。一方スエズ運河ルートは寄れる港が多そうだ。例えば燃料に問題が発生した場合、近くに補給できる港があれば安全面は高いだろう。リスクやコスト的にもスエズ運河の方が優れているわけだ。
そして船はパナマ籍である。そして船長がインド、船首が日本、オペレーターがドイツ、貨物が中共である。そして日本船の61%がパナマ籍なのである。尚且つ世界全体の船では17%である。パナマの他にはリベリアが挙げられる。ちなみにパナマ籍である理由は安いからである。それはと船舶登録が簡単かつ安価である。そしてパナマには船員の乗船義務が存在しない。日本は自国の人間を船舶させないといけないが、それだと賃金が高い。なのでパナマ籍にしておくと外から低賃金で引っ張ってこれるわけだ。これは自国民のせてという話ではあるが。外の労働者が仕事奪っているケースである。尚且つこれは競争相手全員がこの方式を採用するので、船員の平均賃金は下がる。つまり競争相手から逸脱して自国民を採用すると、競争に勝てなくなるわけだ。こういう風に平均賃金はどんどん下がるわけだ。これはグローバル政策の一種である。
そしてこのようなシーレーンは今回のように封鎖されることも起きるわけである。このシーレーンの封鎖は経済的にも軍事的にも損失がある。
ナショナルインタレストによると、中共はリスクヘッジのために最近北極にも目を向けている。先日スエズ運河の代わりにアガラス岬ルートや北極圏ルートの代替案があることを紹介したが、中共はその北極圏に注目している。
例えば中共は上海から地中海に航海するときは、マラッカ海峡と、スエズ運河を通らないといけないが、マラッカ海峡は米軍が睨みをきかしているし、有事の際は止められる可能性もある。なのでタイのクラ運河の建設に介入していたり、北極圏を代替ルートとして使用したい。あとはロシアの北極海岸線を通るルートである。だから中共はロシア絶対に取り込みたいわけだ。
しかし北極の海路は氷があるので、砕氷船しか通れない。なので中共の本音は北極の氷が溶けて欲しいわけだ。北極の氷が溶けると、今まで採掘不可能だった資源(石油、天然ガス、レアアース)が発掘できる旨味もあるわけだ。
なのでこんなことはもはや常識であるが、中共の地球温暖化防止発言は口から出まかせなのである。これはビジネスワードなのである。レアアースの生産大国を押したいだけである。尚且つレアアースはソーラーパネルや風力タービンの原料になっている。中共と関係が深いケリーはソーラーパネルや風力タービンを押している。尚且つ100%環境政策は交渉材料に使われる。交渉してるように見せるわけだ。
バイデンとしては中共の環境保護を引出したぞといえ、尚且つ中共は自国での政策を全うできるわけだ。これは交渉では無い。譲歩が無いわけだ。バイデンも中共も得しかしていない。中共の圧力が大きければ大きく演出するほど、後々に引き出せる環境政策は大きくなるわけである。尚且つ中共の環境破壊を大きく宣伝すればいい。実際大きいので事実である。
中共や中共と一緒にビジネスしてる連中としては是非とも温暖化して欲しいわけだ。つまり効果無いこと(例えば炭素税や二酸化炭素の削減)をやった方が利権も獲得できるし、氷は溶けるので二倍美味しいというわけだ。世界はむしろ寒冷化に向かっているので氷が溶けるかは怪しいが。
こんな背景があるので2018年に中共は北極圏に近い国家であると宣言している。

奇妙な点
そして巨大船の座礁問題、つまり航路に蓋をしていた問題は解消された。解放されるのを待っていた別の巨大船は急ぎを取り戻そうとすごい勢いで航行しており渋滞を引き起こしているほどである。
ではこの巨大船は無事スエズ運河から抜けたのか?という問いが生まれる。答えは否である。
twitterユーザーのJimによると、この巨大船は15マイルしか動いてないという。少なくとも10億の損害賠償が払われるまで、彼らはグレートビター湖に拘束されているという。このスエズ運河でも比較的広い。この拘束は調査のためや、言葉は悪いがこれは身代金のようなものであるとすると理解は可能である。しかし解放しても損害金は当然支払われるわけだ。金のためなら、なぜ拘束する必要があるのだろうか?その拘束期間の長さと違和感は比例するわけだ。短ければ調査のためなので、そこまで違和感は無いが。
平壌の船なら拘束する理由もわかるが。万景ボンゴウならわかるが。それは国際的信用度が皆無だからである。逃したらパーである。今回の場合はそうでは無い。
ちなみに彼らの最終目的地はオランダである。彼らがオランダに行くことはあるんだろうか?
一応台湾はエジプトと協力して、できるだけ早くオランダへの航海を再開できるようにすると言っている。
そしてニューヨークポストによると運河の情報筋によると捜査官はすでにこの巨大船に乗り込んでいるようだ。

尚且つ、インドの乗組員が自宅軟禁される可能性がある。そして事故の罪で刑事責任を問われる可能性がある。ちなみに台湾は賠償責任は船首にあると言っている。

the times of indiaによると海運業界の情報筋によると、船長と一部の乗組員がそれ以上移動することを制限されているという。つまり事故の原因の調査が完了するまで、軟禁される可能性があるわけだ。
またこれは乗組員がスケープゴートになる可能性があると言われている。インド船員連合は乗組員25名と連絡をとったが、彼らは元気であるがストレスを感じていると語る。一方船首にはまだ請求や訴訟は行われていない。これには何か違和感を感じざるを得ないわけだ。
なぜならエジプトの立場からいうと賠償請求を求めるなら船首にお問い合わせした方が損害金の補填の可能性は高そうだ。なぜ乗組員を拘束、軟禁、そして刑事告訴までする必要があるのだろうか?もちろん乗組員はコンテナの中身を全て把握しているだろう。何が入ってるのかは分かりませんが!
ちなみに今のエジプトの大統領は軍のトップであるシンである。アラブの春ではムバラクが追放されたが、その後軍が政権を取り戻している。つまり彼らは反オバマ側であるのは明らかだ。
そしてこの巨大船がどのようにして座礁したのだろうか?船の進行方向は直線であった。US Todayによると所有者は砂嵐の強風が船を横に押し倒し、両岸に押し込んだと語る。しかしスエズ運河庁の議長は気象条件ではなく技術的または人的要因であると述べる。これは金とりたいていう名目はあるにせよ、オペレーターを拘束したい狙いもあるように見える。オペレーターから何かを引出したいのだろうか?
そして当局は船を撤去するように大きな圧力を受けていた。これはスエズ運河を通れないならアフリカのアガラス岬を通るルートになるので、距離も長く海賊行為も受ける可能性があるのでとてもデメリットが大きいという理由もあるが、それ以外に理由があるのでは無いだろうか?と感じざるを得ない。
まとめ
- 同姓同名の非常によく似た事件、組織、コードネームをネットユーザーは明らかにしたが、リンクさせようとしたら根拠としては弱いので、もっと深堀りしないと根拠は不明であるが、偶然にしてはあまりに出来すぎていて非常に奇妙である。
- そんな封鎖があるスエズ運河やマラッカ海峡はリスキーである。中共はそのリスクを避けるために北極に目を向けている。
- 彼らの本音は氷が溶けて資源を採掘したい、つまり温暖化を進めたいなのである。
- つまり環境政策は効果が無いものをやるのが、彼らにとったら二度美味しい。
- でそんなスエズ運河座礁問題を起こした巨大船、乗組員は軟禁、拘束されている。
世にも奇妙すぎる物語である。これはノンフィクションである
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