【噂】スエズ運河封鎖の巨大船エバーグリーンのコンテナ衝撃の中身。一体何が起こっていたの?

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スエズ運河の春

みなさんは巨大船がエジプトのスエズ運河を封鎖したのはご存知であろう。

この事件が起きたのはエジプトのスエズ運河だった。では軽くこの運河の背景を説明しておこう。ちなみに現在のスエズ運河の管轄権はエジプトが所有している。元々スエズ運河は西側諸国が支配権を持っていた。これは石油利権と同じ構造である。詳しくはオバマに流れる金のコンテンツにあるので割愛する。

ガマールアブデルナセルというエジプトとアラブ世界で人気の政治家がいた。彼はスエズ運河を国有化した。運河はそれ以前はイギリスとフランスが所有していた。

もちろん西側が黙ってるはずはないのである。イギリスとフランスはナセルを解任させようとした。イギリスとフランスは空挺部隊を送り込んだ。強国を目の前にエジプト軍は敗北したが、ソ連とアメリカの圧力により、イギリスとフランスは撤退した。当時のアメリカ大統領はアイゼンハワーである。ソ連はフルシチョフである。

アイゼンハワーの脅し文句は英ポンド債の売却である。英ポンド債が大量に売却されれば英金融は大打撃を受けるのは明白であった。

共和党のアイゼンハワー将軍はトルーマンが起こした日本の悲劇(原爆)に反対していたことでも有名である。このスエズ危機をこう説明する者もいる。世界の大国である英国は終わったのだと。

ちなみにアメリカもこの干渉には理由はもちろんある。それは旧ソ連を遠ざける狙いがあった。旧ソ連は中東で影響力を持っていたため、中東防衛組織(MEDO NATOのような組織)という同盟を形成しようとしていた。そこにナセルを入れようとしていたからだ。実際ここでもCIAは暗躍しており、ナセルに300万ドルの賄賂を提供していた。ナセルはそう簡単に首を降らなかった。むしろソ連も近づいていたので、好条件を引き出そうとしてお互いを戦わせた。

中共の周恩来はバンドン会議で出会ったナセルをこう評価していた。この男は共産主義ではなく、ナショナリズムではあるが、正しく使用すれば中東の西側の利益に大損害を与えることが可能であると。

そんな両方の大国を後ろ盾にしていたナセルは英国とフランスに喧嘩を売った。それがスエズ運河の国有化であった。彼はスエズ運河会社の全ての資産を凍結させ、株式を強制的に売買した。もちろんイギリスのエデンは激怒した。フランスも激怒して軍を送った。

彼らは利権のために強制的なレジームチェンジを行おうとした。失敗したが。このようなレジームチェンジは現代でも起こっている。最終手段が軍の派遣になっているだけである。人間の行動パターンは変わらないのである。

エジプトを巻き込んだアラブの春の目的がこの歴史のエピソードから分かるのである。アラブの春自体の説明はプーチンは帝王を許さないでやってるので割愛する。彼らの狙いは水や運河利権である。なぜならこの運河は莫大な利益をもたらすからだ。

実際ヨーロッパへ輸送するために、スエズ運河を通らなくてすむ代替案も提案されている。アフリカの最南端のアガラス岬を通るルートや北極海航路である。しかし北極海を使う航路は夏季限定であるし、アガラス岬は遠すぎるルートである。実際アガラス岬はソマリアの海賊が多発した時に多くの選択されたルートである。まあソマリアの海賊の原因は中共つまり共産主義であるが。原因は無能極まりない大躍進運動の輸出であった。

どちらにせよスエズ運河を使う利点にははるか敵わないだろう。スエズ運河を使うとアフリカ迂回ルートより6000kmも短縮され、9日も短縮されるからだ。時間の短縮は人件費の削減、燃料費、輸送代の削減など金銭的メリットも大きいわけだ。

これは中共がタイで開発しようとしているクラ運河やミャンマーのパイプラインをなぜ彼らがここまで固執するのかを説明する。マラッカ海峡を通らなくて済むからだ。これもスエズ運河と同じ構造なのである。

このような最短ルートの航路では争いは必ず起きるのだ。なぜなら一番旨味があるからだ。これが本質である。共通法則を見つければ大体の物事の裏側は理解可能である。

人間という生物の行動パターンは変わらない。

衝突事故

このような利点があるので今回の巨大船がスエズ運河を封鎖したのは莫大な影響力があるわけだ。

この運河のおかげで地中海諸国の海上貿易力は高い状態にあるわけだ。ちなみにあの著名なハプスブルク家も貿易港(トリエステ)を所有している。それだけ儲かるということだ。実際中欧と直結していたトリエステは急成長を遂げる。

もちろんこの運河は軍事戦略上も重要な役割をになっている。スエズ運河は海軍のチョークポイントとなっている。輸送と同じく、海軍もショートカットすることが可能である。海軍も人と武器の輸送でしかないからだ。

しかしながらスエズ運河には大きな欠点がある。それは狭すぎるということだ。一応エジプト政府は拡張工事を行っているが、それは一日あたりの交通量を49から97隻に変えただけであった。

これだけの数しか通れないので、人が考えることはシンプルである。船を巨大化しよう!だ。それだけ荷物の量も増えるので経済的損失も増えるわけだ。

実際エジプト政府はこの座礁による損害を10億ドルであると言っている。3/29に再開されたエジプトのスエズ運河は上限近い船が遅れを取り戻そうと急いで通過している。

エジプト政府はこの運河封鎖は強風と気象原因だけが要因ではなく技術的または人為的ミスがあった可能性があるとしている。この封鎖によりエジプト政府は1日あたり1200万 ~ 1400万ドルの収入を失ったと主張している。船主に関して、賠償請求される可能性がある。しかしエジプトは10億ドルを請求できない。LLMCの適用により上限が30億円と決められているからだ。そして保険が適用される見通しだ。

ちなみにこの船の運行会社は台湾にある。所有は日本であるが。ややこしいことに乗組員を出してるのはドイツ系の会社だ。船籍はパナマである。これは運行会社は造船をしなくても良く、船首は運転をせずともリース料を取れるのでお互いメリットがある契約だ。これは一般的な海運業界の採用モデルである。

そして台湾は賠償責任はない! オーナーにあるのだと主張している。文書も提出してきた。感覚的には違和感を感じざるを得ない。とは言え残念ながら、契約上、乗客員と乗り物を提供していたらブが悪いだろう。契約置いておくと気候もあるが、個人的にはオペレーターに責任があるように思える気がしてならない。

まあどちらにせよ被るのは保険会社であるが。もっと言えば被るのは保険業者の再保険会社であるが。保険会社も保険会社に入っているのである。その再保険会社も再々保険会社に入っているわけだが。これは資金ショートが起きないようにするリスク分散の仕組みである。

ヤバイ噂

ではこのコンテナの中身はなんなのだろうか?一体何が運ばれていたのだろうか?

ネット上では多くの噂が飛び交っている。真偽は不明だが一応どのようなことが言われているか紹介しておこう。まずはファラオの呪いである。ツタンカーメンである。これはエンタメチックである。

このツタンカーメンの呪いは大幅に脚色されている。この始まり手のは王家の谷で墓を掘り起こして、ミイラが出てきたわけだが、その調査チームが何人も急死したと言われたことに発する。これは実際には一人だけであり、その原因も蚊に刺されたことや、墓にガスが溜まっていてそれをすったんではないかと言われている。で人間は必ず死ぬので、その都度王家の呪いである!と言えばいいわけである。

そしてもう一つの噂はこのコンテナの中身は7000人が詰まっていたということだ。これは真偽不明である。わかるはずが無いが。中身見してくれという話である。一見ほんまかいなと思うが、これはあながち嘘とも頭ごなしに言えないわけだ。なぜならそのようなケースは実例が存在するからである。

これは2019年の話である。bbcによると、イギリスの東部であるトラックがあった。そのトラックは冷凍用貨物コンテナの中から39人のご遺体が見つかったわけだ。これは密入国(国境を越えようとしたわけだ)である。こういう業者が世の中に存在することを知っていただきたい。

冷凍コンテナの39人死亡事件、2被告が過失致死で有罪 英裁判所 - BBCニュース
英検察によると、被害者らは気温38.5度と「耐えられないほど」高温のコンテナ内に、少なくとも12時間閉じ込められていた。英裁判所は21日、過失致死罪に問われた2被告に有罪判決を言い渡した。
神戸海保/密入国容疑で14人を摘発|日本海事新聞 電子版
海事・物流業界の日刊紙「日本海事新聞」電子版ニュース。神戸海保/密入国容疑で14人を摘発。

先日オキーフやクルーズが動画つきで暴いた国境のヤバイ施設があるが、その付近では多数の業者が摘発されているのだ。彼らのやることは常軌を逸している。inside paperが業者の行為のビデオをリークした(動画でははれないが幼児をフェンスから叩き落としてる)。業者によるとこのビジネスは好調であり、みんなあのお方に感謝している。バイデンである。

平壌も元々陰謀論だったが真実であった。そして近代の国境を超える方法はコンテナ船へ変化している。

コンテナは密閉に近いので、温度がとてつもなく上がりやすく、酸素の量も少ないので極めて厳しい環境である。

密航 - Wikipedia
神戸海保/密入国容疑で14人を摘発|日本海事新聞 電子版
海事・物流業界の日刊紙「日本海事新聞」電子版ニュース。神戸海保/密入国容疑で14人を摘発。

日本海自新聞によると神戸に接岸していた中共の貨物線のコンテナを開けると14人が潜っていたわけだ。こういう背景があるので、7000人は多すぎだけど、紛れ込んでてもおかしくは無い。

まとめ

  • スエズ運河は元々イギリス、フランスが支配権を持っていた
  • ナセルがこの運河を取り戻し、国有化した。スエズ運河はエジプト政府が握っている。
  • しかし世界共産主義者は諦めていない
  • その結果起こったのがアラブの春である。アラブの春には石油、プーチンの転覆(ロシアは資源大国)、運河利権がある
  • スエズ運河には莫大な経済的恩恵(通行料金は非常に高額である。おおよそ3000万円)があり、尚且つ軍事的にもチョークポイントとなりうる。
  • そんな運河を止めてしまった巨大船である。賠償は莫大であるが、泣くのは再保険会社である。30億程度では泣かないと思うが。
  • そんなコンテナの中身の噂が飛び交っている。
  • これは背景や、昨今起こっていること、バイデンの愉快な取り巻きのことを考えると、あながち嘘ではない。紛れ込んでいても全然違和感は無いのである。信じられない似たようなことは実際起こっているわけだから。

信じるか信じないかはあなた次第である

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