【裏事情】JPモルガン超スキャンダル。DS金融帝国崩壊編

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起源

JPモルガンの起源はJPモルガン商会が起源である。この会社はモーガンの家と呼ばれるようになった。設立は1871年である。

ニューヨークのJピアポントモーガンは会社を設立し、国債と外国為替の取引をしていた。そして1895年にこの会社は再編成されてJPモルガン商会

に生まれ変わった。その時彼らはアンドリューカーネギーの事業を引き継いだのであった。

自己啓発屋の中では有名なこのアンドリューカーネギーはスコットランドの慈善屋兼実業家であった。彼はアメリカで最も裕福なアメリカ人の一人となった。彼が目をつけた業界は鉄鋼業である。彼は10億ドルのUSスチール会社を設立したのであった。

彼は人生最後の18年間にカーネギー財団を設立し、多くの慈善団体、財団、大学に3億5000万ドルを寄付したのであった。

彼は努力したものから金を奪い取るスキームである累進課税と相続税への支持を表明したのであった。

カーネギーはまた鉄道にも投資している。なぜ彼は鉄道に目をつけたのか?鉄道は当時の優れた輸送手段の一つである。

あとは海上しかないだろう。この輸送手段をあらかじめ押さえておけば、資源の輸出や輸入に優位に立てるのは見えていたのである。

世の中には有名な話がある。それはゴールドラッシュの時代だ。このゴールドラッシュで一番大儲けしたのは金を掘りにいった

労働者ではないのだ。一番大儲けしたのはピッケルを売った人間である。労働者はゴールドが取れないと儲かることはできないが

ピッケルは労働者がゴールドが取れようが取れなかろうが売れるのである。このツールビジネスの力を彼らはよくわかっている。

今中東で暗躍している武器屋にも同じことが言える。彼らの利益は武器を渡した相手の勝敗には依存しないのである。なので彼らは

両張りの手法を平気で使いリスクヘッジを行うのだ。つまり彼らはインフラやほぼインフラのようなツールに目をつけて独占してしまうのである。

そして彼らは乗車賃やツール代で金を稼ぐ。これは金を掘るより手堅い商売であることは間違いないだろう。

これは石油で莫大な財を気づいたジョンDロックフェラーも同じである。そんなカーネギーはカーネギー鉄鋼を売り捌いた時

資産はDロックフェラーを超えていたと言われている。そんなカーネギー鉄鋼を買い取ったのがJPモルガンであるのだ。

そして彼らは有り余る金で、財務省や、合衆国政府に資金を供給し始めたのであった。

そして時が過ぎ、1914年、第一次世界大戦がおきた。戦争は悲劇であるが、その悲劇を作り出しているのは資金提供者であることを忘れてはならない。

戦争の裏には必ずや資金提供者がいる。なぜなら戦争は巨大ビジネスだからだ。この究極のビジネスに投資できる人間は限られており、当然リターン

もとてつもなく大きいのだ。第一次世界大戦ではJPモルガンはドイツ人と戦うために連合国で387億ドルもの金を貸し付けているのである。

さらに彼らはそれだけではない。彼らのツールビジネスが炸裂するのだ。彼らはグレートブリテンとフランスの武器供給会社にも投資をした。

彼らは二重の利益をえた。さて敗戦国のドイツは莫大な賠償金を押し付けられハイパーインフレが到来したが、その賠償金はいったい誰に使われたのであろうか

戦争は政治的思想を体現するものではない。正しくは資金提供者の目的を満たすために政治的思想が使われ、そして国民は使用されるのである。

世界にはずっとこのような支配ピラミッドが存在しているのである。まずはこれらを知ることが彼らの支配から抜ける近道なのかもしれない。

FRB

我々はずっと彼らの支配ピラミッドの中で生かされているわけだが、その支配層の上層部に位置しているのはFRBであろう。

連邦準備制度(FRB)ができる前のアメリカは金融面でかなり不安定だった。米国経済は疲弊をしていたのである。銀行の倒産率の高さ

は世界でもぐんを抜いていたのである。彼らに投資するにはかなりのリスキーな状況だったのである。

そんな状況を打破しようと、初代財務長官のアレクサンダーハミルトンはアメリカ初の国立銀行を建てようとした。当然民間より国が母体である

国立銀行の方が安定しているからである。バックが民間より、バックが国の方が遥に信用性は高いことは明らかである。

この名前は The Bank of the United States と呼ばれた。この銀行は1797年に設立された。この銀行はアメリカ政府による、戦争債務の引き受けや

造幣局の設立などを担当していた。しかしこの民間を超越化しようとした国立銀行は短命で終わってしまった。結局政府が握っている銀行の設立は

かなわなかったのである。その後何年も中央銀行はアメリカには存在しなかった。そしてこの状況に目をつけたのはJPモルガンであった。

金融はビジネスの血液である。この血液が循環し、ビジネスは成り立つのだ。血液がないビジネスは成り立つはずがない。つまりこの中央銀行は

インフラ的存在なのである。彼らはこの最強のインフラを抑えようと計画したのであった。1907年には銀行パニックが起きた。その時ウォール街には

絶望の嵐が吹き荒れていたのである。経済は大暴落し、恐慌に突入しようとしていた。いわゆる1907年恐慌と呼ばれるものだ。

当時生命保険会社はとてつもないパワーを秘めていたのだ。ミューチュアル生命、ニューヨーク生命、エクイタブル生命はかなり顕著にシェアを拡大したのであった。彼らは生保業だけではなく、有り余った資産で銀行株にまで侵食するようになったお。彼らは参加に商業銀行と信託銀行を入れたのであった。

彼らの資産は1900年代には10億ドルをゆうに超えていたのであった。そんな独占体制に目をつけたのはアメリカ上院議員のアームストロングであった。

彼はアームストロング調査を行い、慣行調査をし、彼らの独占は終わりを告げるのであった。彼らは大規模な対外投資を行っていたが、その行為も徹底的に

摘発されるのであった。その対外投資先国はロシア帝国であった。ニコライ2世との取引を彼らはやめさせられたのである。

そしてアームストロング法を遵守するために、この独占生命保険会社は保有株式を売却したのであった。そして売却先はモルガンやロックフェラーである。

まさに独占の先には独占がある。簡単に独占体制は終わらないことがわかる一例であると言える。そして売却先にはクーンローブ商会も含まれていたが、

クーンの頭取はジェイコブシフである。彼はロシア帝国の敵対者であり日露戦争やロシア帝国を倒したレーニンやトロツキーなどのボリシェビキ共産党

に資金を注入していた人間だ。結果的にこの大手生保会社はロシア帝国への対外投資を打ち切ることになったが、それは彼らの机上の上で計算されていた

ものなのかもしれない。さてアームストロングの裏には誰がいたのか?

そして金融資本は彼らに鉄道債を売却した。この株と債権の売り圧力が市場を後退させたのであった。さらに生保会社は証券引受業務を禁止され、

証券投資をする場合は資本家の証券を購入しなければならなかった。その傘下から買いオペさせ得た代金はドイツ帝国への投資へ回されたのであった。

さらに生保は抵当権貸付を行っていたが、どちらも契約更新が行われ資産の流動性がなく血液は止まるのであった。

このようにかなり不況の状況の中、起爆スイッチが入るのであった。それはユナイテッド銅社の買収失敗から始まる。

この失敗のおかげで、買い占めのための資金を提供した銀行は次々と営業停止に陥った。そうするとパニックである。

NY証券所の株価は大暴落し、さらにアメリカ全土に広がり失業者は400万人を超えたのであった。次々と銀行は支払い制限を行い

準備金が枯渇し、破産を繰り返した。そう準備は整ったのである。この状況で最も必要なのは市場の流動性である。それを解決するために

安定的な銀行が欲しいだろう。そうそれが中央銀行であった。政府やウォール街はJPモルガンを頼った。そしてJPモルガンは全ての資本を

注入したのであった。この巨大な借りが政府に中央銀行と連邦準備制度を創設するための法律を強要したのであった。

しかしこの恐慌を作り上げたのは金融資本家である。そしてそれを治めたのも彼らである。そして彼らはFRBを手に入れたのだった。

超スキャンダル

話は現代に移る。この巨大過ぎて潰せない銀行は当然アメリカ政府にも食い込んでいた。元CEOのジェーミーダイモンはウォール街で最も

尊敬されている銀行家の一人であり、あるもののお気に入りの銀行家であった。彼は財務長官になるのではさえ言われていたのであった。

あるものとはだれか?当然バリーソエトロである。しかしそんなバリーソエトロお気に入りの銀行は2013年に超スキャンダルに見舞われることになった。

彼らはたった1年で巨額の罰金を支払う羽目になった。その額はなんと200億ドルである。たった一企業で200億ドルである。

彼らは米国最大の銀行である。バンクオブアメリカをゆうに抜いている。しかしそんな状況の中ウォールストリートジャーナルは暴露特報を

放ったのであった。それによりJPモルガンの訴訟祭りが始まり彼らは200億ドルを失ったのであった。

これはロンドンスキャンダルだ。このロンドンスキャンダルは同社のトレーダーがリスクヘッジのために取引を行っていたが、

その取引で無茶苦茶な賭けをしていたものだった。彼らの規模感で無茶苦茶な取引をすると市場を破壊するので、反発の声は大きかった。

そしてダイモンもこの賭けを隠蔽していた。しかし結局この無茶苦茶な賭けが20億ドル、最終的には62億ドルも損失を出したことが明らかに

なったのであった。このスキャンダルのせいで、ダイモンは上院に呼び出されたが、上院議員もぽかんとしてる様子だったという。

これにJPモルガンは10億ドルの罰金が課されることになった。

さらに2008年サブプライムローン崩壊が起こったが、JPモルガンやその傘下であるWashington Mutualはこの住宅ローンを担保にした商品を

大量に売り捌いて、投資家に大損失を与え市場を大いに混乱させた。彼らはこの住宅ローンがゴミであることはわかっていたはずだ。JPモルガンは

この取引で130億ドルの罰金を支払うことになった。このような罰金が相次ぎ、200億ドルもの罰金をたった1年で支払う羽目になったのであった。

しかしこの200億ドルを払ったとしても決して足りることはないとForbesはいう。

元銀行監督官のウィリアムによれば、JPモルガンが投資家に与えた損失額は1000億ドルだという。金融は泣いているものがいれば、相対で

笑ってるものがいる。つまり彼らは同程度の利益を出している。しかもこれらの取引はほとんど詐欺的なもんだ。

Forbesは適切な罰金額は2000億ドルであると見積もっている。詐欺師は騙した額の二倍の懲罰金を払うべきだと米国の法律では

定められることが多いという。

この巨大な金融機関は今もなおスキャンダルを引き起こし続けている。

まとめ

  • モルガン商会からJPモルガンは始まった
  • 彼らは鉄鋼王アンドリューカーネギーから事業を引き継いで勢力を拡大させた
  • 彼らは1907年ウォール街恐慌を作り出した
  • 彼らは市場の流動性を巧みにストップさせた
  • 銀行は次々と破産した
  • そして彼らはそれを救った
  • その高い代償を政府は支払った
  • FRBや中央銀行の設立の法律を制定するという巨大な代償である
  • この世界を支配している巨大な銀行は今もなおスキャンダルを引き起こし続けている

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