裏拠点
スイスは世界政府の重要機関の拠点となっていることが有名だ。そんなスイスでとんでもないことが起きていた。その前に基礎として重要機関の説明を軽くしておこう。例えば世界経済フォーラムだ。世界経済フォーラムは世界情勢の改善を目的とした国際機関である。クラウスシュワブにより設立されたかいぎはスイスのコロニーに本部を置いている。いわゆるこれがダボス会議である。ダボス人と呼ばれる天竜人が毎年2500人もスイスのコロニーに呼ばれるのである。この団体はなぜか非営利団体である。これは彼らお決まりの実質営利団体なのに非営利で税金をちょろまかす手段である。税金を回避できる分投資に回せ、その投資は彼らの財布や資産を間接的に潤すことになる。これがダボス人の裏技である。
またダボス会議は中共北京、アメリカのニューヨークにもオフィスを設立している。そして東京にオフィスができているのである。同フォーラムは国際連合のオブザーバーにもなっているのである。さらに最高意思決定機関には、コフィーアナン(国連事務総長)やラガルドIMF専務理事までついているのである。
このグローバル団体は当然ナショナリズム側から非難を受けており、資本主義とグローバリゼーションが貧困を拡大し、環境を破壊しているのだと言われている。皮肉にも彼らが進めているのは持続可能な環境に優しく、貧困をなくすような世界の構築というテイだったにも関わらずである。
世界経済フォーラムの世界競争力レポートはスイスの経済を最も競争力のあるくにとしてランク付けしている。さてその競争正当な競争だと言えるのだろうか？
さらに国際決済銀行の本拠地がスイスのバーゼルには存在している。これは以前説明済みなので軽い説明に留めておくが、この国際決済銀行は中央銀行の中央銀行である。つまり世界中の中央銀行の総督であるとも言える。以前のコンテンツのように中央銀行はほぼロスチャに握られており、ロスチャが支配していない中央銀行がある世界ではよく揉め事が起こる。アラブの春もその一例である。彼らはメイヤーロスチャ卿の夢である通貨発行権の掌握をサポートしているだけなのである。政府はロスチャのお抱えと言える。そして彼らはただの紙から財を生み出し、それを政府に貸し付け国債の利息として国民から税金を回収するのであった。こんな原価率が最強のインチキ商売が合法的に成り立たたせたのがロスチャ最強の理由であろう。そしてスイスは皮肉にも先進国の中で課税が最も小さい国の一つだという。西側から見て圧倒的に彼らは低い税率を持っているのである。
さらにスイスにはWTO(世界貿易)やWHO、ILO(国際労働機関)などの国際機関の事務所があり、国連の第二庁舎も存在している。さらにチューリッヒ、ジュネーブ、バーゼルには主要な国際くうこうも構えており、アクセスも完璧だと言える。
そしてスイスには有名な多国籍企業が多く存在している。ロレックスや、チューリッヒ、クレディスイス、UBS、Adecoなどは有名であろう。そしてスイスの労働人口はたった500万人であるが、失業率は非常に低いのである。平均月給は月6597米ドルと高水準である。さらに平均的な家庭は15%を貯蓄に回せている。しかしスイスにも貧困層はいるがそのほとんどは自国民ではない。しかしこれは当然だろう。外からきたものより、自国民を優先するのは当たり前である。
自国民を優遇せずに他国に金を配った結果が今の日本の凋落ぶりである。一体誰のための政治や経済なのだろうか？
銀行
さらにスイスにはいわゆるフリーメイソンのグランドロッジが存在している。彼らが何をやっているのかは存じ上げていないが、wikipediaにはアルピナというスイスのフリーメイソンロッジがあることを明らかにしている。歴史的にスイスでは大量のフリーメイソンのロッジを構えていた。なんとその数は30にも上る。グランドロッジは地区や支部の意味で捉えれば良いだろう。グランドロッジの長がグランドマスターと呼ばれているのだ。
歴史的に右派はフリーメイソンを禁止組織にしようとしている。つまり右派にとったら彼らは邪魔な存在なのだろうか？歴史的にリベラルな人間がフリーメイソンに奉仕をしている。
右翼のスイス軍大佐であるアーサーはフリーメイソンを禁止にしようとしている。さらにドイツのヒトラーや、イタリアのムッソリーニもこの秘密組織を禁止している。しかしアーサーの試みは拒絶され潰されたのであった。2008年時点でロッジはますます増えておりメンバー数は4000人にも上と見られる。4000人もいれば相当な試みが可能だろう。ロッジの数はなんと86にまで膨れ上がっている。彼らは一体何をしているのだろうか？ただの秘密組織だから目的もなく入っているとしたら、それはただのオカルトマニアだろう。ただのオカルト組織に過ぎず世界に影響を及ぼさないとしたら強く拒絶される理由もわからない。
どうやらP3と呼ばれる組織もスイスにあるらしいが、これの真相は不明である。P2はイタリアやバチカン銀行で実際に暗躍したフリーメイソンロッジなので事実だが、P3の真偽は不明である。詳しい人はコメントに書いて欲しい。
そんなスイスは世界最大の口座残高を持っていると言われている。スイスの代表的な銀行はまずUBSが挙げられる。UBSといえばスイス最大の銀行機関であり、チューリヒとバーゼルに本社を構えている。この銀行の別名は世界最大のプライベートバンクである。当然プライベートバンクなのでクライアントの厳格な秘密保持や超秘密主義で知られている。この銀行、金融安定理事会によりグローバルなシステム上重要な銀行とみなされている。
ちなみにプライベートバンキングとはかなりレベルの高い個人富裕層の所得や資産を管理する銀行である。流動性が200万ドルを超える富裕層に対象は限定されているのである。
プライベートバンクは王室の資産も管理していることで知られる。例えばリヒテンシュタイン王子の資産はLGTグループ、オランダ王室はMeesPerson、英国王室の資産はクーツにより管理されている。どれも歴史的なプライペートバンキングである。クーツといえば世界で8番目に古い銀行である。クーツの本社はもちろんロンドンである。さらにチューリッヒにも支店を構えている。また、シンガポール、ジュネーブ、モナコ、ケイマン諸島、香港などタックスヘイブンにオフィスをかまえている。このクーツに資産を預けるには少なくとも1000000ポンドが必要である。日本円に換算すると1億5300万円程度である。
さらにスイスにはクレディスイスがある。クレディスイスも金融安定理事会(FSB)はグローバルシステム上重要な銀行とみなしている。さらにこの銀行もプライベートバンキングである。
このプライベートバンクで有名な話はナチスの金塊であろう。ナチスは金を所有していたが、当然どこかに保有する必要がある。そんな金塊はスイスの銀行に保有されていたという噂は有名である。出所が悪魔的なこれらの金塊はスイスの銀行により無色に洗浄された。他にあげられるのはバチカンである。彼らの中立政策は非常にやくにたったのだろう。
1997年にリリースされた米国国務省の報告書は恐るべきことを綴っていたのだった。
この報告書によると、バチカンは1945年にナチスの金塊3億5千万スイスフラン（2020年には15億ドル）を「保管」のために没収し、そのうち1億5千万スイスフランはオーストリアとスイスの国境で英国当局に押収されていたという。そのうち1億5千万スイスフランはオーストリア・スイス国境で英国当局に押収されていた。また、金塊の残額はバチカンの番号付きスイス銀行口座のひとつに保管されていたという。また、ビグロー報告を裏付ける諜報機関の報告書によると、金貨を中心とした2億スイスフラン以上の資金が、ローマ・カトリックの聖職者やフランシスコ会の協力を得て、最終的にバチカン市国または宗教事業協会（別名バチカン銀行）に移されたとされている。
https://www.wikiwand.com/en/Nazi_gold
こんな風にスイスとバチカンは当然関係が深いのである。あと言われるのはポルトガルである。ポルトガルも戦争時は中立の立場をとっていた。彼らの中立は十分ビジネスとして機能した
超スキャンダル
そしてこのスイス銀行と関わりが深い財団が存在する。それはウォールストリートジャーナルの長いレポートにより記されていた。その名はソロス財団か、クリントン財団かどちらだ？もしくは他の財団か？
答えはクリントン財団である。UBS幹部と質疑応答セッションを行ったビルクリントンは多額の給料を受け取っている。当然講演費の名目を遥に逸脱していた。その額は1億5000万円である。もう一度いうが一回の公演である。明らかに異常である。
さらにUBSはクリントン財団へ多額の寄付を行っている。なぜ彼らが多額の寄付を行ったのか？世の中はギブアンドテイクの世界だ。見返りを求めない人間はビジネス界で生き残っていけるだろうか？答えは否である。等価もしくはそれ以上の見返りを求めて搾取するゲームがビジネスの世界だと言える。それをきれいな言葉ではwin-winと呼ぶ。
2008年当時、スイスUBSには数千人の米国の口座が存在していた。なぜ米国人がスイスにわざわざ口座を開けるのか？答えはすぐわかる。脱税や節税マネロンなど様々な理由が挙げられるだろう。銀行は罰金7億8000万ドルを支払い、250人の口座保有者の名前を開示することに同意した。
しかしIRSはもっと広範な開示を求めていたという。その口座数は52000であり、推定180億ドルである。2超円近くの金が無記名預金口座に置かれていたのである。
ここにはイランに関連するものがいくつかあったという。スイスはイランでもエネルギー会社を展開していたという。スイスのミシュリンとクリントンは取引をしたという。スイスはイランの事業を縮小し、イランに拘束されている米国のジャーナリストを救ったという。
スイスの行動の見返りとして、米国は開示を4450に限定をした。本来求めていた52000の10%にも満たない数である。
と紙にはあるが、イランだけでは当然ないだろう。この口座にはお仲間の口座が含まれていてもおかしくはない。クリントンはリストをあらかじめ握っていたのではないだろうか？公開されては困るリストは残り90%以上に隠されていると邪推する。もしくはクリントン自体の口座があったのではないだろうか？真相は闇の中である。
そして大顧客の喪失を防いだUBSはクリントン財団に今までの10倍の寄付6000万円を積んだのであった。6000万円を寄付しても、大顧客の2超円にも上資産管理の運用益の方が遥に大きいわけなので、6000万など大した額でもないだろう。
しかしジャーナルは一応忖度を働いた。まあこれは訴訟回避の文言だろう。彼らの本音は絶対に関連性があると確信しているはずだ。
新聞はその後、免責事項を追加します。「事件へのクリントン夫人の関与と、ビル、ヒラリー、チェルシークリントン財団への銀行の寄付、またはクリントン氏の雇用との間に関連性の証拠はありません。」
https://www.wsws.org/en/articles/2015/07/31/clin-j31.html
クリントン財団が簡単にわかるような証拠を残すとは思えないが、それをあばいたwikileaksはさすがだと言える。
まとめ
- スイスには国際機関の集まりが多数存在している
- WHO、WTO、ILOのオフィスが存在する
- さらに国際決済銀行や、ダボス会議の本拠地でもある
- さらにスイスにはフリーメイソンのロッジが83もある
- さらにプライベートバンクの総本山である
- 世界最大のプライベートバンクであるUBSやクレディスイスも存在する
- そんなUBSはクリントン財団に便宜を図り、大事な顧客情報の流失を避けている
- クリントンはお仲間の口座を知られることもなく、寄附金もゲットした
このようにクリントンモデルは財団への献金により、おべんちゃらを図るのであった。このようなモデルはロシアのロスアトムにも採用されている。
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