終末
オバマは2014年3月にバチカンで教皇フランシスコと対面した。これはホワイトハウスとカトリック教会の同盟を強化する狙いであった。言い換えればワシントンDCとバチカンの同盟である。
つまりDSとディープチャーチが手を取り合ったのである。しかし本来米民主党とカトリック教会は意見は合わないはずだ。なぜなら中絶、避妊、同性結婚を民主党政権は推し進めているからである。しかしフランシスコを輩出したイエズス会は過度に進歩的であるとよく言われる。彼らは中絶、避妊、同性結婚に対してもリベラル寄りである。当然カトリック教会から非難殺到である。いわゆるスピリチュアルリベラル派である。
つまり米民主党とイエズス会なら意見が合うのである。彼らは両方ステルス共産主義である。
フランシスコ教皇はカトリック教会が厳格に守ってきたこのオキテを否定した。カトリック強化は初代教会から一貫して、中絶を殺人とみなしていた。初期の教会では罪も与えられていたはずだ。1917年の教会法典によると、教会の宣告をまたずに破門にすることができると言っている。ヨハネ2世も中絶は殺人であると述べている。ナショナリズムのトランプももちろん反対派である。
教会は、心狭い取り決めにこだわるべきではない
そしてそのインタビューはイエズス会が発行する雑誌に掲載されたのであった。これを喜んでA日、M日は報道している。
もし中絶を容認するような流れがあればどうなるか?カトリック教徒はローマ教皇を中心として全世界に12億人も存在している。つまり実現すれば世界規模の人口削減が可能となる。世界の富は限られている。単純に人口が増えると一人当たりの富が減少する。では逆はどうか?当然増えるのである。
ヨハネの目次録は意味深な予言が綴られている。ちなみに新約聖書の最後に配された聖典であり、新約聖書の中で唯一の予言書のような性質を持つ書である。この書ではヨハネは終末に於いて起きるであろう出来事の幻をみたと語る。つまり終末予言の書である。
8 今度は、青ざめた馬が現れました。その馬にまたがる者の名は「死」で、そのあとに、「地獄」という名の人の乗っている馬が続きました。彼らには、戦争とききんと伝染病と獣によって、地上の人々の四分の一を殺す権威が与えられました。
ヨハネの黙示録 6:8
https://www.biblegateway.com/passage/?search=%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%81%AE%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2+6&version=JLB
さてこの青ざめた馬と地獄という名の人間を現代に変換するとなんだろうか?さらにヨハネ目次録第9章はこう綴る。
13 第六の天使がラッパを吹き鳴らしました。すると、神の王座の前にある金の祭壇の四すみから、声が響いてきました。
14 その声が、第六の天使に命じました。「大ユーフラテス川のほとりにつながれている、四人の強い悪霊を解き放ちなさい。」
15 この悪霊は、定められた年、月、日、時が来るまでつながれていたのでした。そして今や、人類の三分の一を殺すために解き放たれたのです。
16 彼らは、総勢二億もの大軍団を率いていました。私はその数を聞きました。
17-18 私は幻の中で、彼らが馬に乗って出て来る有様を見ました。兵士たちの胸当ては、火のような赤色や、空色や、黄色でした。馬の頭はライオンの頭そっくりで、その口から吐き出される煙と火と燃える硫黄とで、人類の三分の一は殺されてしまいました。
https://www.biblegateway.com/passage/?search=%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%81%AE%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2++9&version=JLB
これを現代に当てはめたらなんだろうか?実はヨハネの黙示録には全て書いてあるのではないかとも感じてしまう文章が多数ある。これは予言書だが、見るものが見たら逆に捉えて指南書ともなりうるだろう。それを実現できる力がDSには存在していると言っても過言ではない。それは昨今の状況を鑑みれば明らかであろう。
ヨハネの黙示録に書かれているハルマゲドンもそうだ。終末論研究学者のウィリアムヘンドリクセンはこう語る。氏はハルマゲドンとは何かを説明する。反キリストのリーダシップのもとに汚れた者たちが教会に恐ろしい迫害を加える。しかしヘンドリクセンはこうも語る。彼らは目的を達成できず、神の怒りが注がれ、火と硫黄の池に投げ込まれるという。
革命
イエズス会はイグナチオやフランシスコザビエルによって設立された男子修道会である。本部は現在イタリアのローマにある。彼らは武装民兵であった。彼らは1540年に教皇パウルス3世により承認された。教皇フランシスコはイエズス会出身の初のローマ教皇であった。
イエズス会の会員は112カ国2万人煮物ぼり、彼らの事業の三本柱は教育活動、宣教事業、そして社会正義事業である。この社会正義の運動には、人権、平等、累進課税を通した富の再分配など社会主義の性質が色こく見られる。
イエズス会は世界最大の教育ネットワーク確立に成功した。マルクスもカストロもイエズス会の学校を卒業していることは以前説明しており、さらにパラグアイの解放政策にマルクスはユートピア思想のヒントを得たと言われている。社会正義もかなり近しい。マルクスは資本家の資本を国家に帰属させ分配するべきだと説いた。両者は共通しているところがあまりにも多い。
この帰属された富は計画経済により分配されたが、どんどん分配量は少なくなっていった。そして枯渇する。スターリンや毛沢東は国民から毟り取った農作物を輸出に回し金を稼いだ。やがて自国民には与えらないようになった。
そんなイエズス会を1773年に禁止した教皇クレメンス14世はヨーロッパ諸国の圧力からイエズス会を禁止した。当時ヨーロッパの王室は反イエズス会で凝り固まっていた。ポルトガル、フランス、スペイン、ナポリから全て追放されていた。彼らは教会の解散を要請していた。
前任のクレメンス13世はこの問題の議論をするために教会会議を計画をしていたが、前夜になくなっている。なぜだろうか?
しかしヨーロッパ諸国は抑圧をやめなかった。14世は彼らを宥めようとしたが、会うことも拒否された。さもなくばカトリック諸国が教会から脱却するぞという脅しもあった。そんな圧に負けたクレメンス14世は会を禁止したのであった。ついに強行は1773年7/21に署名をした。彼はこう言った
彼は悲しそうに微笑んで、「私は死刑執行令状に署名したが、良心に従った」と答えたと言われています
http://www.pickle-publishing.com/papers/triple-crown-clement-xiv.htm
この令状は自身の意味もあるだろう。彼は正義を貫いた。そんな彼は1774/9/22に亡くなった。多くの人は彼を中毒で亡くなったと言った。多くに人が会の関与を疑ったという。
ある紙はこう綴る。会は欺瞞、スパイ、潜入、革命、そして暗殺で知られていると。イエズス会の第三代総長である聖フランシスコボルハは16世紀のスペインの貴族で軍人であった。彼はこう言った。
私たちは子羊のようにやって来て、オオカミのように支配します。私たちは犬のように追い出され、ワシのように戻ってきます
にせ預言者を警戒せよ。彼らは、羊の衣を着てあなたがたのところに来るが、その内側は強欲なおおかみである。
マタイ 7 : 15 https://www.wordproject.org/bibles/jp/40/7.htm
ちなみにマタイ福音書とは新約聖書に治められた4つの福音書の一つである。マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネと続く。会はバビントン事件にも関わっているという。
weblioによると、1570年エリザベス1世女王はローマ教皇ピウス5世に破門された。以降イエズス会の宣教師がイングランドに潜入してきたという。1580年代教皇はますます反エリザベス姿勢を強めた。女王を暗殺した者には、祝福を与えるとまでいっていた。
これは家臣のウォルシンガムにより見破られたが、女王は20回以上も危機に瀕しているのだ。ローマ教皇グレゴリウス13世は女王を消し、スコットランドのメアリーを替え玉女王として擁立させようとしている。
さらに織田信長を暗殺したのはイエズス会ではないかという疑惑も世間にはある。信長はイエズス会のルイスフロイスと出会い、ポルトガルと交易を開始した。海外から硝石や鉛を手に入れることに成功した。彼がキリスト教を保護したのはこの南蛮貿易を続けるためである。つまり彼らはこの時代から武器を使って稼いでいる。彼らはある意味死の商人である。
スペインやポルトガルの宣教師はこの南蛮貿易を餌にして、布教を成功させた。彼の天下統一には織田鉄砲隊は必要であった。織田鉄砲隊は長篠の戦いで最強とされた武田騎馬隊を滅ぼした。信玄がいなくなり勝頼はどこか頼りなかったとはいえ鉄砲の功績は多かった。山県昌景(やまがたまさかげ)や内藤 昌豊など武田四天王を失った。鉄砲だけではない、上杉謙信に送ったビロードマントも南蛮貿易で手に入れたものである。
そして、新たにイエズス会からバリニャーニが交渉にやってきた。後ろ盾のポルトガルを制圧したスペインが明国制圧のために兵を出せと求められたと言われている。信長はこれを断った。彼はイエズス会を敵に回したのであった。信長は武器が欲しかっただけだった。そして信長は自身を神格化し始めた。さらに信長は石山本願寺を含む仏教勢力を壊滅させていたので、もはや信長は必要なかった。
ルイスは著書日本史で、信長が傲慢になっていく様を綴っている。
イエズス会のガスパルは日本の富の大部分はこの坊主の持ち主であると言った。本願寺顕如のことである。10年にも及ぶ石山本願寺との戦いは1580年3月には終わりを告げた。そのたった2年後の1582年6月2日に本能寺の変は起きている。ルイスフロイスは著書日本史になぜか本能寺の変の様子を綴っているのである。バリニャーノが信長に与えた黒人奴隷の弥助も本能寺の変で明智光秀に捕まるが、インドのバテレンのもとに返されたこともひっかかるのである。弥助は主人のもとに戻ったのだろうか?彼は知っていたのではないだろうか?という空想に花が咲くのであった。
イエズス会は革命を成し遂げたのかもしれない。真相は神のみぞ知る。
連続
あるカトリック指導者のグループはクリントン、オバマ、ソロスがバチカンクーデターで教皇ベネディクトを倒したと言っている。彼らのソースはwikileaksのようだ。
保守的な教皇ベネディクトを倒し、過激な左派教皇のフランシスコに置き換えるためにクーデターを組織したという。ベネディクトは1294年のセレスティン5世以来、自ら辞任した教皇であった。
確かにビガーノ大司教も同様の発言をしていることは以前紹介済みである。彼らはバチカンで得意のレジームチェンジを行ったようだ。
wikileaksによると、ソロスクリントン、ポデスタの電子メールによると、カトリック教会の中世の独裁を取り除くためのレジームチェンジについて議論されているとのことだ。彼らはカトリックの春を行った。アラブの春は中東や北アフリカをかなり不安定な状況に追い込んだ。彼らはこれを民主化という。
DSの原点である米民主党のウィッドロウウィルソンはバチカンで教皇を訪問した最初の大統領だった。彼はベネディクト15世と会談を行っている。
そして彼らのエージェントであるCIAは第二次世界大戦にてバチカンに関わってきたと言われる。CIAは複数の司祭や司教に金を渡してきたと。彼らの何人かはCIAの秘密作戦で目撃されたと。ポーランドの連帯に対するCIAの援助もバチカン銀行やパウロ2世を通しているので特に違和感はない主張である。ロスチャイルドの親戚であるジェームズゴールドスミスや、ゴッドファーザーの名前もここには出てくる。
そしてフリーメイソン(ロッジP2)とバチカン銀行の汚職とスキャンダルで腐敗に塗れていたが、パウロ2世は黙認していた。パウロ1世はバチカン銀行の腐敗を捜査しようとしたが、わずか33日で心臓発作で亡くなった。彼の遺体は調べられることはなかった。彼らはゴッドファーザー達と取引があったのは前からのべてる話である。さらにバチカン銀行の資金管理を行うアンブロシアーノ銀行頭取のロベルトカルビはロンドンにて死体が発見された。彼は最終的に他殺と判断された。彼は知りすぎていた。さらに彼はアンブロシアーノ銀行破綻による多額の資産を失うこととなったイタリアンマフィアやイタリア政界上層部から責任を取らされたとも言われている。
そしてアンブロシアーノとバチカン銀行を調査していたイタリア警察のジョルジョも自宅で撃ち抜かれており、アンブロシアーノ銀行の歴代頭取の秘書を務めていたコロケルも投身自殺している。さらにカルビの共犯者のミケーレも刑務所内で自殺している。
このように連続不審死が相次いだ。この銀行には関わらない方がみのためなのだろう。ちなみにこの辺を映画化したのがゴッドファーザー3である。
もしイエズス会とCIAとの関係を発見できれば、これらは解き明かせるかもしれない。
そして2世はイエズス会出身のフランシスコを枢機卿に選出している。
さらに紙はマルタ騎士団はバチカンと米国の支配階級のエリートが交差する地点であると表現している。彼らはカトリックの貴族です。いやそれ以上です。彼らは最も高級な倶楽部を形成していると。
まとめ
- イエズス会は革命を得意としている
- 元々彼らは死の商人として影響力を持っていた
- 実質的にイエズス会は信長の天下統一を支援している
- 南蛮貿易でえた鉛だまは武田騎馬隊を粉砕した
- そして国内仏教最大勢力である本願寺顕如との戦いに信長は終止符をつけた
- 彼の役目は終わった。信長は神になろうとしていた
- そして信長は本能寺の変で散った
- エリザベス1世の暗殺未遂にもイエズス会は関わっている
- そんな会出身のフランシスコを枢機卿に選出したのはパウロ2世である
- さらにベネディクトの転覆をソロスやオバマが主導したとも言われている
カトリックの春はすでに起こっている。スピリチュアル共産主義は教会を支配している。
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