評価
今更ながら圭さんが書かれた小室圭文書28ページを解読してみたので結果を報告したいと思う。まずこの圭さんの文書はどのようなものかをお伝えしたいと思う。
この文章はA4用紙28枚にもわたる大作である。文字数は6万字になるほどの反撃文書である。これは佳代氏と元婚約者X氏の間で起きた金銭問題に対する圭側の認識を表現した作品であった。そしてこの文章は非常に難しい構成になっていることで知られている。まるで論文だと表現されるこの文書は28ページのうち本文が11ページ、概要が4ページ、注釈が13ページにもなる。
国語辞典で概要を調べると、全体の要点を簡単にして取りまとめたものである。長くても高々A4 1枚程度で抑えるべきものであり、概要ではなく本文のようだ。
国語辞典で注釈を調べると、補足的な意見を説明することとある。補足的な意見が本文より多く、注釈が本文であるかのようだ。
つまり、この文書全てが本文であるかのようだ。そしてこの注釈は飛び飛びになっており、ページを行ったりきたりしなければならない。この文書をネット上で効率よく読む場合にはダブルモニターは必須と言える。
この文書を読み終えたときこのような気持ちを感じた。書店の中にポツンと置かれてある新書を手に取り、それをカフェでコーヒーを飲みながら朝から晩まで読みやっと読む。読み終わらずに自宅に戻り徹夜してようやく読みおえた。その終着点に到達するやいなや、まるで高揚にも似た達成感を感じたのであった。
そしてこの圭さんの文書を西村宮内庁長官は絶賛していたのだった。西村宮内庁長官はこの文書を非常に丁寧に説明されている印象だ、小室さん側と元婚約者との話し合いの経緯についても理解ができたと述べる。
しかし世間の評価は宮内庁長官の意見とは大きく乖離していたようだ。
「小室さんの文書が4月8日に公表されて以降、それまでも頻繁にあった抗議の電話が急増しました。朝から夕刻の終業時まで、代表番号がふさがる事態も生じ、業務に支障が出ています。ご意見の聴取は、秘書課の庶務係で対応していますが、到底さばき切れません」
https://news.livedoor.com/article/detail/20120826/
ただ意味もなく長いことと丁寧であることは一致しない。そして圭さんの文章の目的は
「私や母と元婚約者の方との間にこれまであったやり取り等について実際の経緯をある程度明らかにすることを通じて、これまで世の中に出回ってきた金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正することです。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4260ff542aeba2137d2256249d59da460515c0e
とある。訂正が目的なら簡潔に明瞭に伝えるべきではないだろうか?そして圭さんはこのように締めくくる。
この文書は私と母の一方的な言い分を記したものだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。それでも、色々な事情があったのだということを理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012963531000.html
色々な事情とは一体何なのだろうか?
果たしてこの文章は世間様に響いたのだろうか?それは神のみぞ知る。
食い違い一
では今日は違和感や報道との食い違いがある内容を2点ほど紹介したいと思う。食い違いとは圭さんの文書の内容と、元婚約者の方の内容が正反対であることである。
文書は元婚約者さんと佳代さんとの出会いを綴っている。
元婚約者の方は当時私や母と同じ集合住宅に住んでいらっしゃった方で、一時期は私の亡き父と共に集合住宅の役員をされていた方でもありました。
母とのお付き合いが始まったのは平成22年(2010年)の春頃からでしたが、それは、上のような経緯から母も私も元婚約者の方を以前から存じていたということと同時に、元婚約者の方が優しくて紳士的な方だという印象を持っていたということも理由でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012963531000.html
ということは元婚約者さんは俊勝氏が存命していた小室家と全く面識がない人物ではないことがわかる。同じ集合住宅の役員であることから亡くなられた父親と、元婚約者の方は面識があると推測できる。ということは元婚約者の方は父親の事情をある程度知っていてもおかしくはない。
そして2002年3月に俊勝氏は亡くなっているので、元婚約者さんとの出会いはかなり長そうに見える。
小室圭さんは、10歳のときに父親を自殺で亡くし、その1週間後には父方の祖父が、そして約1年後には父方の祖母も自ら命を絶ったと、「女性セブン」(3月21日号/小学館)で報じられた。
ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2019/03/post_27034.html
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さらに文書はこう綴る。
しかし、元婚約者の方がお食事に連れて行ってくださるお店が応分の負担を求められる母にとっては金額の高いお店であることが続いたため、ある時期から母は困難を感じ始め、今後もそのような状態が続くのであれば家計に支障をきたす心配があると思い悩むようになりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012963531000.html
ここで違和感を感じられただろう。圭文書だけ見ると、まるで元婚約者の方が経済的に困窮している家族を高級店に連れ出しているとも感じ取れる文章である。
では週刊誌で報道されている内容を見てみよう。
「圭さんが20歳前後の誕生日に、竹田さんが新橋の高級レストランでお祝いをしてあげたそうです。
そこまではいいのですが、翌年の圭さんの誕生日に、佳代さんが“あの店じゃないと意味がない”と言い出し、竹田さんが別の店を予約していたのもおかまいなしに勝手にその新橋の店を予約してしまったんです。
もちろん、会計はすべて竹田さんで、そのときに“私はただの財布じゃない。もうこの人とはやっていけない”と別れを決意したそうです」
https://www.jprime.jp/articles/print/11267
このように意見が真っ二つに割れているのである。このように贅沢を提案したのが佳代氏か元婚約者の方かで意見が割れているのである。
しかし一記事ではなく複数の記事が佳代氏のセレブ感を感じられるエピソードを書いているのである。1つの文書か複数の文書みなさんはどちらを信用するだろうか?
文春が暴露したメールによると
《次回は代官山ASOでキャビアのパスタを是非!》
https://jisin.jp/domestic/1970857/2/
《今年は圭の大好きな恵比寿ウェスティンHの『龍天門』でお祝いDinnerしたく》
とある。どちらも超がつくほどの高級店である。食べログで調べるとhttps://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13004490/
ランチコースで1万円、おすすめディナーコースは16800円である。トリュフや、伊勢海老の言葉がメニュー表には舞い踊る。とても華やかだ。別の紙にはこう書かれている。
<さて、圭は明日19歳のバースデーを迎えます 今年は圭の大好きな恵比寿ウェスティンH○○○(※)でお祝いdinnerしたく思いますが如何でしょうか? 少しリッチな誕生日会食となると思われ、ご負担をお掛けしスミマセン><パピーのご都合次第で早速予約を入れるつもりです>
https://dot.asahi.com/dot/2021042600056.html?page=2
さらに代官山の方はメールの画像がバッチリと文春に貼られてあるので、圭文書の主張には違和感を感じざるを得ないだろう。
婚約にあたり、元婚約者の方は母に、お互いの友人を呼んでクルージング婚約パーティーを開きましょうかという提案や婚約指輪を贈りたいという提案をしてくださいました。
母は有り難く思いつつも、次第に、元婚約者の方も母も決して若くはなくお互いに初めての結婚ではないので、豪華なパーティーを開いたり高価な指輪をいただくよりも他の使い道を考えた方がよいのではないかと思うようになり、元婚約者の方にそう提案しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012963531000.html
あくまで主語が元婚約者の方になっている。圭文書の主張は元婚約者の方主導で贅沢を提案してくださったが、それを拒否し家計のために使おうと言いたいようだ。
しかし報道された内容はこうだった。
<クルージングパーティ調べて頂き有難うございます。50万円とは‥大金ですね。友人達へのお披露目に使うか、私達onlyのアニバーサリーに使うか悩むところですが‥ふたりでフランスでひっそりあげるのもいいかもです>
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E3%81%95%E3%82%93%E8%A6%AA%E5%AD%90%E3%81%AE%E3%82%BA%E3%83%AC%E3%81%9F%E9%87%91%E9%8A%AD%E6%84%9F%E8%A6%9A-%E6%AF%8D%E3%81%AF%E5%A9%9A%E7%B4%84%E8%80%85%E3%81%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A7-%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%A6/ar-BB1g56LR
フランスでは50万以上の大金を使いそうなのだが…
食い違い二
さらにこのような文章を書いている。
結婚に向けて話し合うなかで、元婚約者の方は、家族になるのだからこれからは金銭面も含めて全面的にバックアップします、保険に入っているので自分に何かあっても当面は路頭に迷うようなことはありません、安心してください等とおっしゃってくださいました。
母は、元婚約者の方のこれらの言葉に思いやりを感じて信頼し、結婚のお申し出を受け入れました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012963531000.html
少しざわざわしてきただろうが続けよう。圭さんの文書から読み取れることは、生命保険金の受取人を佳代氏にしたのは元婚約者の提案だということだ。
しかし、これは文春が指摘したメールと食い違っている。文春の佳代氏が提示した事実婚の法的式によると、
パピーの生命保険の受取人を私にしてくださること + その他預金や財産に関してもお互いのものとして見なすこと + お互いの総収入 + 主人の遺族年金でお互いの生活を賄うこと = 事実婚であると言っている。
とある。この方程式の中に遺族年金が含まれており、事実婚と遺族年金の同居はできず、この方程式は不成立でデタラメであると突っ込みたいが一旦置いておこう。
つまり、生命保険金の受取人を佳代氏にしたのは佳代氏自身の提案なのである。そして文春はメールの文面を出しており、圭文書は佳代氏の記憶に辿っていることだ。
平成31年(2019年)の文書を公表するまでの経緯として書いている内容は、録音をはじめとする記録はあるものの、多くは私や母の認識に基づいています
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012963531000.html
メール画像の改竄は到底考えにくく、信憑性はメールの文面にありそうだ。みなさんは実際のメール画像か圭さんや佳代さんの認識のどちらが真実だと判断するだろうか?
そして最後の圭の文書の発言を抜粋しておこう。
そもそも、一般人同士の話し合いなので、本来はその内容を公表する必要はありませんし、公表すべきでもありません
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210408/k10012963531000.html
仮にも眞子内親王殿下の婚約内定者の方なので、これは一般人同士の結婚とは言えないだろう。
関西の雄、宮根誠司さんは情報ライブ宮根屋でこう言っている。
「佳代さんは半ば皇室のお一人に近い感じ」
「平成・令和と皇室と我々の距離が近くなった。皇室の方々が国民に寄り添ってくださっているので、身近にも感じるし余計尊敬の念もある。佳代さんは私人ですけども半ば皇室のお一人に近いような感じになっている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/89bd928826ab814231fc467722e84aa1dd9acc73
この発言は残念だし、誰も皇室の一員とは思っていなさそうだが、少なくともただの一般人とはもう言い切れないのである。皇室のお一人では絶対にはないが。
仮にも女性宮家、女性天皇、女系天皇の逆大三元が成立した時、圭殿下の可能性もあるくらいの人物なのである。いわゆるみなし公人と言っても差し支えないだろう。英国高級紙のガーディアンをはじめ海外紙も報道するくらいなのだ。アラビア語でさえ記事がある。また紹介するが。この話は日本に閉じないのである。
その自覚が足りないと言われても仕方ないような文書である。
まとめ
- 小室文書は28枚にもわたる文書であった。
- 宮内庁長官は絶賛したが、世間様の反応は抗議電話がいくほど散々たるものであった
- そしてこの文書は報道と食い違っているところが多数ある
- 文書は元婚約者が贅沢を押し付けているような書き方をしているが、報道は逆である
- 報道は佳代氏側の提案である。さらにメール画像もある。これは動かぬ証拠である。
- 信憑性があるのはどちらかは明らかである。
- 文書だけ読むと保険金の受取人を佳代氏にしたのも元婚約者だというふうに受け取れる
- しかし文春が示した事実婚の方程式は真逆である
他にも多数の矛盾点があり、新しい衝撃的な疑惑もぼんやり見えてきているので、また紹介しよう。
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