スーザンライスとは何者か?
まずアメリカにはライスは二人存在していることはみなさんはご存知だろうか?
それはゴンゾリーザライスとスーザンライスである。ちなみにゴンゾリーザの方はフーバー研究所の上級フェローであり、スーザンの方は元ブルッキングス研究所のフェローである。
これらは超有名なシンクタンクである。頭脳集団と呼ばれるこの研究機関は政策の決定に大きな影響力をもたらす。分野は社会、政治、経済、軍事など様々であり、シンクタンクにより得意分野は異なる。
ちなみに非営利団体のため非課税である。羨ましい! 政治主義はシンクタンクにより様々である。
アメリカンエンタープライズ研究所は新保守主義(ネオコン)の城であり、スーザンのブルッキングス研究所はグローバリズムリベラルの大御所である。
既存のアメリカ新保守主義とグローバリズムは同じ穴の狢である。どちらも介入主義であり、タカ派である。
アメリカンエンタープライズの理事長であるデムートはハドソン研究所に移動している。ポンペオが新たに所属したのはハドソン研究所である。デムートはこう言っている。トランプが目指すのは全く新しい保守主義である。彼は保守の意味を変えたのである。それはナショナリズムである。
ナショナリズムと愛国心なしでは本当の民主主義は達成できない。ワシントンポストによるとトランプは就任した時に、既存のエリートがほとんどこの型に当てはまっていないと見做している。
なのでこれは全く新しい保守主義なのである。
なので既存の本当に保守か?と言われてる人は一応保守なのではある。新保守主義である。もちろん名ばかりでステルス共産主義者である。彼らは介入主義を称賛し、ポピュリズムを否定する。彼らはそれを愚民政治と呼ぶ。これを頭に入れておくと、大体彼らのスタンスやなぜその発言をしているのかが理解可能なのである。
まあポピュリズムにも右派左派が存在するが。右側はトランプであり、左はサンダースとよく言われる。
トランプが執務室に飾っていた写真はアンドリュージャクソンである。彼は第七代目アメリカ大統領である。彼はアメリカ軍人であり、彼はポピュリズムを使用した最初の大統領である。大衆の利益や権利を元に、大衆の支持の元に選ばれた大統領なのである。これはロシア帝国でも生まれている。共産主義に倒されたロシア帝国! 肖像画は撤去されてしまったが。
アメリカの影響は遅れて日本にも到来するので、この新しい保守主義がデフォルトになる時代は来ると私は考えている。この時代は必ずまた到来するのである。これこそ真の平和主義である。リベラルが言う偽りの道具としての平和主義とは全く相入れないものなのである。
スーザンライスの話に戻るが、元々所属していたブルッキングス研究所を紹介しておこう。
ブルッキング研究所はグローバル部門で世界ナンバーワンのシンクタンクである。アメリカのメディアや政策はこのリベラルな研究所の研究を最も引用しているのである。
彼らはほとんどが世間で言われるエリートである。非常に高い学歴を保有しているものしか研究者に配属されない。そんな彼らの政策は国連、マーシャルプラン、福祉改革である。
どれも共産主義の政策である。マーシャルプランでは共産主義者、ソ連のスパイと非難されたマーシャルが国共内戦にて中国共産党を支援して、国民党軍を敗退させた。事実上の中共建国の産みの親の一人である。中共を作ったのはアメリカなのである。中共は一帯一路構想をマーシャルプランになぞらえている。
スーザンが親中な理由もなんとなく自然だと思えるのではないだろうか?
そんなスーザンはブルッキング研究所を離脱して、オバマの上級外交顧問になった。そしてとうとう国連大使に就任したのであった。
スキャンダラスーザン
そんな出世を続けていて、将来の副大統領、いや大統領候補と言われたスーザンライスがなぜ現自称バイデン政権の閣僚連中に入っていないのか?
バイデン政権が第三次オバマ政権なのは自明であるので、当然閣僚に参加してもおかしくない。むしろカマラを差し置いて副大統領に就任してもおかしくないくらいのリベラルの大物なのである。
彼女が閣僚に入っていないのは理由がある。それは嘘をついたからである。彼女は故意に大衆に嘘をついたと言う非難が相次いでいるわけである。
スーザンはこの事件が入念に計画されたアルカイダの仕業であるにもかかわらず、デモの暴徒が引き起こしたものだと嘘をついた。
これはリビアのベンガジの話である。CIAの別館が攻撃され、米国大使が死亡した悲惨な事件があった。これは報道が少なく明らかに隠されているが、この事件を引き起こしたとされるアルイマールはトランプの承認により逮捕されたのだ。
結局彼らの大きなツケを尻拭いさせられるトランプである。プーチンも同様である。
その結果、スーザンが嘘をついていることが証明されたのである。
そして下院共和党のグループがオバマに手紙を送ったのだ。それは国務長官の候補の中からライスの名前を削除しろというものであった。そして彼女は将来の大統領候補となるべきではないというものだった。
なので彼女は出世レースから外されたのである。これはライスキャンダルである。スキャンダラスーザンなのである。
そんな彼女は国家安全保障補佐官に選ばれ、イラン核合意、パリ協定を推し進めた。そしてアラブの春を推し進めた。
たまにはアフリカの話をするが、南スーダン独立の背景にもライスはいる。ライスはルワンダのポールに近いとされていた。ポールは悲劇のルワンダ虐殺の当事者の一人である。彼のバックには米英ネオコンがいたと言われている。
そんなスーザンは南スーダンのスーダン人民解放軍であるキールを支援し続けたのである。
つまりスーザンは強力に彼らの強制民主化モデルや、環境主義政策を推し進めた。
スーザンは明らかにグローバリズム(共産主義者)の申し子である
裏ホワイトハウス君臨
2018年にNetflixの取締役会に任命されているスーザンライスだが、スーザンは副大統領候補だと広く宣伝されていたのである。しかし選ばれたのは一体誰か?カマラハリスである。
もしスーザンが選ばれていたとしたら、民主党はどの道修正25条を発動し、バイデンを地下室に追いやり、副大統領を大統領に格上げするつもりであるので、スーザンが大統領になっていたわけである。
これはカマラよりも非常に恐ろしいシナリオである。
その変わりバイデン は国内政策会議の議長にライスを選んでいる。経済問題以外の国内問題への対処である。外交畑、国際メインのスーザンが国内政策の議長に選ばれたわけである。
サウジアラビアと米国の緊密な関係の非難、これはかしょぎの話である。イスラエルもパレスチナ問題で同様に牽制している。
シリアのトランプ政策を非難している。つまり逆のポジションを推し進めていた人間である。
これは現バイデン政権の現状の行いと完全に一致している。
foxによると、リックグレネルはこう語った
彼女はもっと多くを支配することができる。
https://www.foxnews.com/politics/grenell-susan-rice-shadow-president-biden-administration
彼はまた国内政策の経験がないにもかかわらず、国内政策の議長として選んだバイデンの選択を興味深いと述べた。しかし絶大な影響力をいまだ保持し続けているとグレネルは語った。
彼女は国内のみではなく、国外も同時実行することになるだろう。そしてグレネルは続けてこう語る。
スーザンライスを注意深く見守る必要がある
https://www.foxnews.com/politics/grenell-susan-rice-shadow-president-biden-administration
彼女は裏ホワイトハウスのシャドープレジデントなのである。
シャドープレジデントは実はカマラではない。スーザンライスなのである。
まとめ
スーザンライスはブルッキング研究所の元研究員であり、親中で反日の大物である。
ブルッキングス研究所はグローバリズムであり、リベラル世界一のシンクタンクであることは広く知られており、宣伝機関の引用もピカイチである。日本の宣伝機関も米国の宣伝機関のまるで支社であり、その引用を垂れ流しているだけなのである。
そんなスーザンはナショナリズムトランプの政権とは真逆の政策を遂行して、オバマ政権で出世の階段を上りつめた。
しかし彼女の致命的な嘘により、その道は閉ざされたのである。
宣伝機関のバックアップはありつつも、副大統領になれなかったスーザンである。カマラハリスがその椅子に座った。
なのでスーザンが大統領になっていた危険なシナリオは回避されたように思えるが、これは表側、つまり見えている領域のみの話なのである。
そんな彼女は今裏ホワイトハウスで、国内政策も国外政策も同時に実行しようとしているのである。
カマラが上院に注力している間に。そのポジションがスーザンの望んでいたことである。
なんとシャドーの名前がつくことが多いのだろうか?シャドーバンク、シャドーガバメントの次はシャドープレジデントか!
コメント