【裏事情】戦慄のVリークス、暴かれる怖過ぎる闇

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不透明

この国は世界で最も小さな独立国である。この国は東京ディズニーランドよりも小さな国家である。そしてこの国は世界で最も秘密主義国家の一つである。世界には支配層のトライアングルが存在する。それはCity of London, Vatican, DCである。今日もまたVaticanの秘密の種明かしをしていこう。

バチカン市国の運営費は年間数億ドルである。ではそのお金はどこから来るのでしょう?カトリック教会はバチカンに1億ドルを毎年寄付しているが、それだけでは全然足りない。バチカンの売り上げは本、美術館、切手、お土産でも成り立っている。バチカンはこの金を公開していないが、CIAは3.5億ドル程度と見積もっている。

しかしそれでも彼らの運営費は全く足りない。

彼らの運営費はどこにあるのか?この国の経済も秘密に包まれている。なぜならバチカンはその財政と投資についてほとんど公表してこなかったからである。それは何世紀にも渡ることだ。一般人がバチカンの光景を知ることは困難なように見える。ご存知の通り、この国は人口たった1000人未満の世界最小の国家である。しかし、彼らは実は宗教界だけではなく金融界にも絶大な影響を与えている。彼らは実は広範囲にわたり投資を行っているのである。その投資の対象となるのは不動産、民間企業だ。実は彼らの収益はこの投資に大きく依存しているのである。しかもこの投資の源泉は寄附金である。

そしてバチカン銀行を通し、金が投資不動産に流れていく。しかしこのバチカン銀行と言えばスキャンダルの温床である。この銀行の透明性や健全性は皆無なのである。

数十年にわたり、多くの不祥事の中心地となってきた銀行だ。さらにこれはパウロ二世、マルチンクス大司祭の時代だけではなく最近もスキャンダルに塗れている。

実際に2018年にはマネロンスキームにて5000万ドルも横領され、元銀行総裁は起訴されているのである。

この銀行の資産は15000の口座の投資と預金で構築されている。これらの口座保有者は謎に満ちているが、メンバーはカトリック聖職者、バチカン従業員、カトリックの修道会が含まれる。

過去にはマザーテレサが巨財をため込んでいたことでも有名だ。その額は数十億ドルにもなり、彼女の口座から金がなくなるとバチカン銀行がデフォルトするとも言われてたほどの大顧客であった。このお金はマザーテレサを信じたものからの寄附金だが、その金はたった7%しか貧しいものに使われず、残りの93%はこの腐敗した銀行に流れ着いていたわけだ。(詳しくは一昨日のコンテンツを参照してね。)

バチカンは腐敗で塗れている。

帝国のS

バチカンとスイスは密接な関わりを持っている。スイスは永世中立国であり中には平和というイメージを持たれる方もいるかもしれない。しかし1500年代彼らは凶暴だった。彼らはハルバードと呼ばれる斧槍を振り回して敵を破壊し尽くしていた。その光景を目撃した教皇ユリウス2世は感動し、彼らをボディーガードとして採用した。彼らは忠実な兵隊であった。彼らは教皇のために死んでいく有能で便利な駒だった。その名残があり、バチカンはいまだスイス警備隊に守られている。そして伝統だけではなく経済面でもズブズブである。

The ABLETによると、バチカンの国務省はピーターズペンスの7億2500万ドルの資金を管理している。これは聖座に対する直接寄付である。そしてこの金を最も多く出しているのは米国なのである。その次はイタリア、ドイツ、スペイン、フランスと続いていく。そしてこの金はどこにいくかというと当然スイスに行くのである。紙はこの77%の運用が、スイスに設立された、多国籍金融サービス投資会社のクレディスイスに委託されているという。しかも安定的な投資ではなく、無謀な投機(つまりギャンブル)だという。

かつてイタリアムッソリーニはラテラノ条約にて、バチカンに1500億円もの資金を提供した。1870年にイタリア王国はローマを占領したが、イタリア政府とローマ教皇庁の関係は断絶されていた。これは非常に頭の痛い問題であった。しかしイタリア王国エマヌエーレ3世の全権代理となったムッソリーニはバチカンに歩み寄る。これはムッソリーニも、教皇もメリットがあった。

ローマ教皇庁は10億人のカトリック教徒を抱えていた。ムッソリーニはそこをつき国際的地位向上を図ったわけだ。さらに、ムッソリーニは教皇領没収の補填として1500億円を提供した。教皇は教皇領からの収入がなくなってきたため、それに乗っかった。

この補填金がバチカン銀行を開始させたのだ。その莫大な管理を任されたのは、ベルナルディーノ・ノガーラ(ユダヤ人)であった。歴史家のジョンポラードは彼をこう表現した。バチカンの第二次世界大戦後の財政力の最大の柱の一つであると。

あるニューヨークのスペルマン枢機卿はノガーラはイエスに次ぐものであるとも言い切るほど大天才であり超優秀な投資家だったわけだ。彼はカトリック教徒であったが、カトリックの教えに反する投資を次々と行った。しかし彼は多くの枢機卿から高く評価された。なぜなら彼は教会の財政を超絶強化したからである。圧倒的な数字を出せる実力者はどの世界でも偉いのである。その世界に倫理感は存在していなかった。

彼は英国や米国にブラックリストとして扱われている企業に大量に投資を行った。そして彼は不動産に徹底的に投資を行った。ムッソリーニがエチオピアに侵攻するとき彼はムッソリーニに直接融資を行った。ノガーラは軍需産業に徹底的に投資している。彼の株式のポートフォリオは軍需産業系企業で埋め尽くされていたのであった。そして第二次世界大戦が始まった。彼含むバチカンは当然大儲けをした。

巧妙な彼は両張りを行っていた。連合国、枢軸国のどちらが勝とうが彼には関係なかった。彼はどちらにも資産を分散させリスクヘッジを行っていた。さらにイタリアが敗北しそうになった時には、彼はすでに永世中立国スイスに金を移していたのである。

そんな彼はロスチャイルドやクレディスイスを通して、世界中に投資をし莫大な富をバチカンに与えた。そして彼の投資は彼の巧妙な投資スキームにより、決してバチカンの名前は出なかったのである。

バチカン財政の隠蔽体質はこの天才から来ているのである。

Bernardino Nogara - Wikipedia
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さらにバチカン銀行は有名なタックスヘイブンになっている。ちなみにタックスヘイブンと言えばイギリスである。というのもイギリスの海外領土であるケイマン諸島や、ジブラルタル海峡もタックスヘイブンである。そして英王室の属領の全てがタックスヘイブンである。英王室の属領の脱税額は1兆ドルにも及ぶ。タックスヘイブンとは非課税であり、当然相続税や贈与税はない。タックスヘイブンに本社を置けば法人税も節約可能である。各国には子会社をおいておき、利益は本社に上納させれば税逃れができるというカラクリである。当然世界中の資本家はここに金を寄せ集めている。このタックスヘイブンには世界総生産の1/3もの金が流れている。さらにスイスのオフショアバンクに並ぶほどの秘密主義である。こんな好都合な脱税スキームはこの世に存在している。

そしてそのイギリスのタックスヘイブンを統括しているのがCity of Londonである。よってCityは世界の金融を支配していると言っても過言ではない。ウォール街など比ではない。Cityの方が莫大な力を持っている。

当然タックスヘイブンは英王室とも関わりが深い。東洋経済によると

20. 現在、エリザベス2世は、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国を含む16カ国の「君主」である

24 . 日本の皇室とは異なり、英国王室メンバーはその収入を代々継承する領地・個人資産の運用で自ら得ている

31. ウォール・ストリートジャーナルは英国王室を「85歳の女性CEOが経営する非上場の株式会社」と表現

https://toyokeizai.net/articles/-/147286?page=2

実はエリザベス女王も4億7200万ポンドにも上る資産を持っており、その金はタックスヘイブンに流れている。海外領土はイギリス女王に任命される総督が内閣、会計、法務、裁判官を任命している

イギリスに話が脱線してしまったが、この件はもっと掘る必要があるようだ。どうせなら小室圭の話と絡めたコンテンツを作ってもいこう。話が壮大になりつつある。

Vリークス

Newsweekによると、バチカンでは5人が裁判にかけられたという。そのうちの二人はジャーナリストであり、3人は教会職員であった。彼らは秘密の教会文書を漏洩させた罪で裁判にかけられた。その文書には汚職と財政的管理ミスが記されている絶対に漏れてはならない文書であった。これはベネディクト以来の文書漏洩だった。ちなみにベネディクトの文書漏洩で漏らされたのは、法王や別の司祭のスキャンダルに対する部外者の脅迫が行われていたということだった。これを漏らした執事は逮捕され刑を宣告された。これはベネディクトの辞任につながったと信じている者もいる。

しかし、このリークはより財政的な面にスポットライトが当たっていたものだった。フランシスコは財政改革を優先事項としてきたためこの文書の漏洩は特に恥ずかしいことだったと紙は綴る。

Vatican Leaks: What You Need to Know
Five people go on trial at the Vatican on Tuesday—but why?

機密文書を引用され書かれた本は衝撃の腐敗が記されていた。ローマの病院の費用は元バチカン国務長官のアパートの改修に流されていた。枢機卿はバチカン所有のアパートにタダで住んでいた。貧しい人々を支援するために寄付された4000万円はバチカンの部門経費を補うために使用された。

教皇はこの漏洩と本の出版を嘆かわしい行為だと非難したのであった。バチカンは財政的腐敗で満ち溢れている。しかしこれは昔からだ。今に起こった話ではない。当然巨額が動くとそれに群がる者も増え、権力闘争が加速する。

https://www.newsmax.com/newsfront/vatican-wikileaks-pope-francis/2019/01/31/id/900651/

wikileaksはバチカンのそんな権力闘争の文書をリークしている。これはマルタ騎士団内でのリーダーシップの争いだったという。ちなみにマルタ騎士団とは領土を持たない主権実体である。つまり領土なき国家でローマに本拠地がある。伝統的にマルタ騎士団元首はローマ教皇から枢機卿に親任されるのである。マルタ騎士団は全世界で13500名の騎士を構えている。団員は法曹界、学会、医学会などのコミュニティ指導者かつカトリック教徒から選ばれるのである。そして彼らの第一階級、つまり最上級騎士への条件は独身、私有財産の廃止、神への従順である。

バチカンから一定の自治権を得ており、主権実体として認められている。国連と欧州評議会にオブザーバーとして参加、独自の自動車ナンバーを発行し、100ヶ国以上と外交関係を維持している。

https://jp.sputniknews.com/incidents/202004297407974/

そして外交問題評議会(CFR)はマルタ騎士団とも関係が深い。このCFRはアメリカの対外政策決定に対して絶大な影響力を持っている。名誉会長はデイビッドロックフェラーである。CIA長官のアレンダレスもいる。ヒラリーやマケインも会員を公言している。

外交問題評議会のメンバーと、ロックフェラー財閥とモルガン財閥は、政府や有名大学、マスコミを支配して国際主義を浸透させるために、アメリカの伝統的文化基盤を徹底的に破壊した

https://www.wikiwand.com/ja/%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%95%8F%E9%A1%8C%E8%A9%95%E8%AD%B0%E4%BC%9A

CFRはイギリスの王立国際問題研究所と姉妹機関のシンクタンクである。彼らのお仕事をwikipediaはバッチリかいてくれているので引用する

外交問題評議会はビルダーバーグ会議とも連携している[17]

外交問題評議会の政策目標のひとつとして、「国際連合世界政府」の権力と軍事力(=国連平和維持軍)を、どの個々の国家も対抗できない水準に強化するとともに、アメリカ自身も含めて統治権と軍備を放棄させて「国際連合世界政府」のもとに全て移管させるという世界統一構想がある

https://www.wikiwand.com/ja/%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%95%8F%E9%A1%8C%E8%A9%95%E8%AD%B0%E4%BC%9A

イギリスの王立国際問題研究所はイギリスの勢力圏内に秘密結社として多数の円卓会議を結成して謀略活動に当たらせた。欧米各地の円卓会議のネットワークは、ロックフェラーロスチャイルドモルガン商会、カーネギーなど当時の財閥を結びつける役割も果たした。

https://www.wikiwand.com/ja/%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%95%8F%E9%A1%8C%E8%A9%95%E8%AD%B0%E4%BC%9A
Wikiwand
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教皇とカトリック教団の間では権力闘争が起こった。教皇の敵であるレイモンドバーク枢機卿によりこの権力争いの緊張は大きくなった。そしてマルタ騎士団の総長にはローマ教皇に忠実なザンギネットが選ばれた。つまりマルタ騎士団は教皇の手の中に入った。そしてザンギネットは2020年になくなっている。

マルタ騎士団総長、死去
4月29日未明ローマで、マルタ騎士団(ロドス及びマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会)のジャコモ・ダッラ・トーレ・テンピオ・デ・サンギネット総長が死去した。75歳だった。

マルタ騎士団はエルサレムで設立されている。続きは次回

まとめ

  • 世界に絶大な影響力を持つのはCity, Vatican, DCである
  • ムッソリーニから与えられた金によりバチカン銀行が始まった
  • 運営を任せられたノガーラは軍需産業にまで投資し、莫大な富をえた
  • そしてバチカン銀行はタックスヘイブンとなっている
  • また英王室属領全てがタックスヘイブンとなっている
  • そのタックスヘイブンを統括しているのがCityである。
  • さらにローマにはマルタ騎士団が存在するが、権力争いの結果、教皇が総長の任命権を握った
  • マルタ騎士団はCFRやRIIAと関係が深いとよく言われる
  • CFRの名誉会長はデイビッドロックフェラーであり、アメリカの対外政策に莫大な影響力を与える。つまりDCの実体はCFRともいえる
  • さらにRIIAはロックフェラー、ロスチャイルドを結びつけた

残念ながら全てつながっているようだ

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