そもそも人身●買とは何か?
もちろん人間の取引であるのは言うまでもない。この取引にのみ焦点が当たりがちだが肝心なのはこれの目的である。これは以下のような種類がある。それは強制労働、性的奴隷、強制結婚、臓器取引である。
そして必ずしもこの売買には人の移動を伴うわけではない。そしてターゲットは女性と子供が大半である。このような目的であるので、対象になった人間は100%幸せにならないのは自明である。
これをいうと非常に驚かれるかもしれないが、wikipediaによると人身は麻●取引や、武器密売につぐ世界第三位の犯罪産業なのである。尚且つ今米国ではバイデンによる国境解放政策によりこの悪ビジネスは急成長を遂げている。まさに裏ビジネスである。世界第三位なので当然陰謀論ではないのである。
というかあって当然である。
ではどれくらいの利益があるのだろうか?例えば強制労働だけでいうと、1500億ドル(15兆以上)の市場があるのだ。ILOは2012年2100万人が犠牲になっているという。そのうち、強制労働が68%、性的奴隷が22%、尚且つ10%が国の強制労働である。
強制労働の場所は鉱業や石切り場なのでいわゆる3Kである。まさにこれはカイジの世界というわけだ。
他の目的としては国際的養子や児童兵、そして物乞いである。また組織を構築し、利用される場合があるのである。また意外な目的としてはサッカー選手が挙げられる。
特に南アメリカとアフリカからヨーロッパ、アジアへの売買である。もっと詳細をいうと北アフリカやサハラ以南の沿岸部である。この地域にはユースシステムが存在している。若者を育てるこの仕組みは実は選別手段にもなっている。というのはスカウトマンはこのユースアカデミーに入っていないものは眼中に入れていない。そしてパリには闇市場が存在するという。ガーディアンによると、2017年にはベナンやブルキナファソ、ギニアなどの100人以上がネパールに売り飛ばされたと報じている。彼らは毎年15000人程度が被害に遭う可能性があると述べている。
そして、これは珍しいことではなく1930年代からすでに存在していることだ。平均的な値段は2000 ~ 3000€である。
あとはラクダ騎手である。このレースは日本には全く馴染みがないが、非常に人気のあるスポーツである。というかギャンブルである。これは子供の方が有利なのである。なぜかというと、単純に体重が軽いからだ。よって騎手として選ばれるのは彼らが多い。被害者はちなみに数千人である。これは事実である。彼らはラクダから落ちて重傷を負うことが多いが、オーナーに取っては特に関係ないのだろう。
このレースはオーストラリアでは50万豪ドルが支払われるほどの人気のあるスポーツだ。まあ日本で言うなら競馬だ。ちなみにUAEとカタールは未成年の労働は禁止されている。
UAEでこれを禁止したのは王族のアルンヒャンである。カタールは王室の一員のアルタ二である。彼はニュースメディアグループのアルジャジーラを設立している。ちなみにコリンパウエルはアルジャジーラを閉鎖するように要請している。このコリンパウエルはエンロンの後始末をインドに付けさせたのは前の記事で触れている。
頻繁に起こる国
業者は両親の極度の貧困を利用するケースがやはり多い。両親の借金がチャラになるから売るケースがある。これは邪推であるが、マフィアと闇金のような業者が繋がっていたら、彼らのマネーサイクルは加速する。これは日本の映像作品でもある闇カジノには貸金業者が設置されているケースを想像するとわかりやすい。
ではターゲットとしてよく選ばれる国を整理しておこう。まずはインドである。以前の記事でも触れているが、AP通信はマザーテレサの修道会の修道女が赤ん坊を売買した容疑で逮捕されたことを報じている。容疑者二人の罪は最大で5年である。しかし余罪も溢れているはずなので、懲役は膨張していくだろう。彼らは19万円で売り飛ばしていたのである。ローマ法王がマザーテレサは聖人であるとしたが、それは宣伝である。マザーテレサはバチカンの宣伝塔であるのは言うまでもないのだ。
インドは輸出国にもなり輸入国ともなり、そして中継拠点ともなっているのである。インドではカースト制があり、尚且つスラムでは1億人もの人間が生活をしているとされる。と言うのも原因に挙げられるのである。またネパールとインドはオープンボーダーであり、国境がなく自由に動くことが可能なことも業者が活動しやすい温床となっている。彼らが一番恐れているのは国境の横断である。警備が厳しい箇所では逮捕され重罪を科される可能性がある。もし国境がなく、警備も甘いなら彼らにとっては天国なのだ。これが中継拠点になる理由を説明しているのだ。
そう、バイデンが行っている国境開放政策は当然このような業者を多数生むことになるのは自明である。グローバルな国境開放政策は結果的に15兆円の市場をさらに拡大させるのである。繰り返し言うがこれは世界三位の犯罪ビジネスなのである。
また次のターゲットはアフリカである。これはサハラ以南のアフリカである。サハラ以南のアフリカでは児童労働の比率が最も高いのである。
農業などの人手不足を他国から安く買い叩くと言うわけだ。そうすれば、人を雇う必要もなく、食べ物さえ与えておけば一生奴隷として活用できる激安の労働力が手に入ると言うのが彼らの考えなのである。
パナマ
そして次はラテンアメリカやカリブ海諸国である。カリブ海諸国といえば、ベリーズ、ベネズエラ、ガイアナ、スリナムなどである。これも労働先は農作業や家事労働の奴隷となるのだ。
中央アメリカは売買が3番目に発生率の高い地域である。
そして今回着目する本丸がパナマである。パナマにはパナマ運河が存在することは自明である。
wikipediaによると、パナマはやはり、輸出国、中継地点、輸入国となっているわけだ。なぜかパナマの女性は、ヨーロッパやジャマイカ、イスラエルや中国で発見される。尚且つコロンビア、ドミニカなどの近隣の中米諸国もターゲットとなっている。そしてパナマシティではなく、コロン市と言うところで最も盛んに凝っているのである。
ではコロン市はどこにあるのだろうか。もちろんパナマ運河の近くである。そして市内にはコロン空港がある。これは元々米軍陸軍の軍用飛行場であったが、最終的にはフランス空軍基地になった。その後コロン空港になった。この空港は曰く付きだ。
と言うのは1994年にアラスキリカナス901便がテロリストに爆撃されている。この事件はいまだ未解決事件である。ビズボラがやったのではと言われてはいるが。残骸はサンタリタ山脈に転がっていた。
そしてパナマ運河鉄道はコロン区間を走っている。パナマ運河鉄道はパナマ市からコロンまでの区間で乗客と貨物の輸送を行っている。
このような点を考慮すると輸送手段は陸上や海上や空上も全て揃っていると言うわけだ。つまりいかなる方法も取りうることが可能である。ここが温床であるのは間違い無いだろう。空港にstop売買のポスターが貼ってあるくらいなので明らかにルートになっているだおる。
中央アメリカでの貧困、極度の暴力、政府の腐敗により、より豊かな生活をするため逃れる家族が相次いでいる。ましてアメリカにいけば保険料も無料だ。しかもほぼオープンボーダーであり警備もゆるくなった。壁もなくなったのだ。それは行くしか無いと考えるのが人間の自然な思考だろう。
しかし彼らには地獄しか待っていない。彼らがアメリカンドリームを掴む日は残念ながら無いのである。やはり侵入者(移民)は業者のターゲットになっている。中央アメリカから米香への2000マイルの長旅には多数の業者が存在している。その中継地点には北部三角地帯が存在している。
この地域は治安が世界最悪であり、殺人件数は1万7422件だ。一年でである。この悪名だかき3カ国はグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスである。この地域にはギャングがうろついている。エルサルバドルのギャングといえばマラスである。
もちろん彼らは世界の犯罪取引活動を全て網羅している。不法移民、マネロン、恐喝詐欺など犯罪のデパートだ。現時点での構成要因はエルサルバドルに1万人、ホンジュラスに4万人存在している。
ちなみに彼らにも対立組織が存在する。それは自警団である。通称黒い影と呼ばれるソンブラネゲラと呼ばれる軍人グループである。彼らはギャングの浄化作戦を決行している。エルサルバドル政府の管轄下には無い。彼らは死の部隊とも呼ばれる。しかし彼らは長時間の拷問をする。これは昔年の恨みであろう。彼らはマラスの処刑に特化している部隊である。
彼らはエルサルバドルやホンジュラス、グアテマラを浄化した。尚且つ彼らはチラシを貼った。5日以内に立ち去るか、死かどっちか選べ。というチラシ。
死の部隊にはホンジュラスの大隊3-16も存在していた。ちなみにこれはCIAから訓練を受けている組織である。彼らは何百人もの民間人の暗殺をしている。なのでCIAが背後にいるのは別に普通である。陰謀論では無い。
マラスやこのような死の自警団を移民は恐れているのだ。
尚且つパナマは1日あたり100人が移住し滞在している。業者のターゲットはもちろん彼らだ。
彼らの目的はもちろん米国とメキシコである。尚且つパナマで人身売買と闘うために働いているアメリカの弁護士、ジェニース・ローレンスによると身売買はかなり簡単ですと言う。人々はコロンビアの国境をこえて、空港を通って、そしてパナマ運河を通って貨物船で人身売買されているとかれは語る。
それはパナマの人々がヨーロッパでなぜ見つかるのかをよく説明しているのだ、これが答えだろう
2015年カルロス大統領は、パナマ国内で少なくとも204のギャングが活動していると発表している
まとめ
- 売買の目的は臓器、強制労働、性的な労働である
- これは世界第三位の15兆円の市場を持つ犯罪ビジネスである。陰謀論では無い。
- 売買が行われてるのはインドやアフリカそして中南米である。
- 今回の焦点は中南米のパナマだ
- パナマは運河、鉄道、空港を保有している
- パナマではギャングが204以上活動している
- 周辺国のエルサルバドルでは凶悪なギャング組織マラスも活動している
- ターゲットになるのはアメリカやメキシコを目指す移民である
- 彼らはなぜかヨーロッパなどの海上を跨いだ国で発見される
- 弁護士のローレンスはパナマ運河を通って貨物船で人身売買されると説明している
全ての辻褄があうのではなかろうか。やはりパナマは温床なのである
コメント
昔から不思議だったけど人身売買は子供が生まれないと成り立たない
初めから売り飛ばす目的で作ってるって事?
性的奴隷、強制結婚で生まれた子供達もそのサイクルに入れられるんだろうな
BLMとかLGBTを宣伝拡散する前にこっちでしょと思う
15兆円規模のビジネスなんてきっとこの先も無くなる事はなさそう💦
パナマがここまで酷いとは